何がつらかったって、『寒さ』です。
それから、『情報不足』。電気がないから、PCもTVも見られない。
我が家に簡易ラジオがないので、唯一の情報手段はスマートフォンのみ。
でも、これも充電しないといけないから必要最低限しか使えない。
だから、電気が回復したときには、飛び上がって、抱き合って喜んじゃいました～(^o^)丿
と言っても、靴下、レッグウォーマー、セーター、ダウンetcで完全防備をしていたので、我慢できないほどの寒さではなかったのですが・・・。
普段も同じように着込んでいたら、どんなに資源の節約になるか～て考えちゃいました。
子供たちは子供たちで、普段はTVやゲームに興じているのに、電気がない時はトランプ、将棋、オセロ、それに外遊びで大盛り上がり。真っ暗になるまで、この寒さにも関わらず、汗をかきかき遊びまわっていました。そんな子供たちの姿を見つつ、自分の幼少時代を思い出したりして・・・。私も同じように寒さに負けず、ずっと外で遊んでいたな～って。
子供って本当にすごい！
たくましいというか、クリエイティブと言うか・・・。
停電を１２０％楽しんじゃっているんだから。
それなのに、電気が回復したらいきなりTV三昧。
母として、ちょっと複雑な心境でした。
ご存知のように、私自身LOHAS信望者。と、言ってもゆるLOHAですが・・・。
LOHASって、心身ともに健康で持続可能なライフスタイルって言う意味ですが、持続可能なライフスタイルって言うことは、エコだったり、環境保護だったりにも配慮したライフスタイルなんですよね。
そう考えると、停電中の我が家のライフスタイルこそ、もっともLOHAS！
でも実際問題、電気がなくて困っているUnhappyな私がいた・・・。
実は最近、ネットの世界のことを再びちょっと勉強し始めていて・・・。
（１０年ほど前まではPCを教えていたのです。）
そうしたら、この１０年間ですっかり浦島太郎になっていました。
と言うのも、子供が生まれてから、過去回帰傾向にあった私の思考。
・私の子供のころの生活（子供は外で遊ぶ）が良い。
・昔の食べ物が良い（玄米菜食中心、粗食）。
・TVやPCはなるべく子供には与えない。
・オーガニック(無農薬）が良い。
・電子レンジは使わない。 etc
科学を否定する気はまったくなかったけど、科学の進歩により、危険が増えているように思っていました。
・子供が色々な情報（ネガティブな情報）にすぐにアクセスできる。
・車が増えたせいで、排気ガス、CO２が増えている。
・TV脳という現象がある。
・農薬の危険がある。
・放射能の危険もある。etc
でも、今回改めて気がついたのは、科学や文明の進歩とLOHASは対極ではないって言うこと。
科学の進歩は信じられないくらい私たちに恩恵を与えてくれています。
停電になっても、安否をFacebookなどで一度に大勢の人に伝えられたり、日本まで飛行機で１４時間で帰れたり、今までは不治の病だったものが完治したり・・・etc.
結局、それをどう使うか、それらとどう関わるかが問題なだけなんですね。
以前、知り合いの化学者の先生に『エコって原始的な生活をすることではない。』って言われたことがあって、その時は「そうだな～。」と思っていただけでした。
でも、それ以上何もそのことについて考えることもなかったのですが、今回のハリケーン、ネットの世界の再認識で、私の中で何かスイッチが入っちゃいました。
そう、『調和』です。
１０年ほど前雑誌の記事で目にしたのですが、清水邦明さんが自給自足に近い生活をするために
ログハウスを建てられたって。それで、TVだったか、冷蔵庫だったか忘れたのですが、それを使わないと言ったら、お子さんに「今の時代、それがないほうが不自然だよ。」と言われ、それもそうだと思い承諾したって・・・。
そうなんですよね。私にとっても、電気のない生活って、とても不便だし、ある意味不自然なんです。
インターネットもしかり。インターネットがなければ、PCがなければ、このブログも存在しないわけですし・・・。科学の進歩なくしては、今の私の生活は成り立たないのです。
色々な物事のスピードが速まって、１年前には存在しなかったものが今では当たり前になっているこの時代。私には、その時代のスピードについていくのが大変で、と言うか、それについていく気もなく、そのいい訳にそれらの危険性を使ってきた感も否めないです（冷汗)。
本当のLOHASと言うのは、それらと調和して始めて成り立つのでは？と思った今日この頃でした。なので、これからは私も もう少し新しいものに目を向けて視野を広げていこうと思います。
そして「調和」はゆるLOHAの新たなキーワードになりま～す♪
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